毎年、そんなに気にしてはいないのだけど、
今年、トイレのカレンダーには「針供養」の日が印刷されており、
この日は仕事を休んで針供養しようと決めていました。
それが今日です。
正しい供養の仕方は忘れちゃったけど、たしか豆腐に針を刺すんだった
事は覚えていたので、冷蔵庫から豆腐を出して、小さく切って
針箱から出してきた数本の針を刺して、手を合わせてみました。
ぬいぐるみを作る人の針は、けっこう激しく曲がったり折れたりしています。
その曲がり具合が、ちょうど良かったり。
私は、最近ぬいぐるみの鼻をフェルトでチクチクやったりしますが、
このフェルト用の針はとにかくよく折れる!!
フェルト部分だけでなく、ぬいぐるみ本体のモヘアや木毛も
突くので、余計に折れやすいのかも。
針供養なんていう日、誰が作ったんだろ。
ほかにもいろんな道具に助けられて人の暮らしは成り立ってきたのに。
刃物供養とか、輪っぱ供養とか、筆供養とかそういうのは無いのかな?
でも、なんかわかるなぁ。
針には、なんだか念がこもっているような気がします。
「ひと針ひと針思いを込めて」ってよくある表現だけど、
針先には、確かにいろんな思いが集中します。
その私の思いやら、針のご苦労やら色々供養して。。。
やっぱり今日もぬいぐるみを作ろ。
チクチクじゃなくて、針がチャクチャクと進むかもね。